――パッケージソリューション事業部について教えて下さい。
パッケージソリューション事業部では、会費制ビジネスに必要な会員管理・決済等を一元管理できる「会費ペイ」、イベントの申込・決済・メール配信等に対応した「イベントペイ」、エンタメチケット等の予約発券システム「チケットペイ」を提供しています。これらのサービスは、決済機能のみにとどまらず、エンドユーザーの申込受付や各種管理機能に対応し顧客を包括的にサポートする点が特徴です。
――会費ペイは若松さんが立ち上げた事業ですね。どのようなプロダクトなのでしょうか。
会費ペイは、フィットネスジムやスポーツスクール、塾、各種教室、オンラインサロンなど、多様な業種の会員管理・決済をサポートするシステムです。現在、8,000店舗以上に導入され、累計導入数でNo.1※の実績を誇ります。主な機能としては、入会申込や会員管理、請求管理、未収金の催促などを自動化し、運営者が本当に注力すべき業務に集中できる環境を提供します。※2023年日本マーケティングリサーチ機構調べ
――数多くの事業者に導入されているんですね。会費ペイが多くの事業者に支持される理由を教えて下さい。
会費ペイが支持される理由は、大きく3つあります。
1. 契約手続きや請求作業の簡潔さ
多くの会員管理システムでは、決済機能を利用する際に別途決済代行会社と契約し、毎月の請求データを別の管理画面で処理する必要があります。しかし、会費ペイでは、当社との契約だけでカード決済、コンビニ決済、口座振替まで利用でき、一つの管理画面内で全ての作業を自動化できます。これにより、集金業務にかかる労力を大幅に削減できます。
2. 豊富な機能
サービス運営者のニーズに応じて、日割りの自動計算や請求書・領収書の自動発行、入退館管理、複数店舗管理、API連携など、多岐にわたる機能を追加してきました。常に顧客の声に耳を傾け、システムの改善を続けています。
3. シンプルで直感的な管理画面
機能が豊富でありながら、管理画面はシンプルで使いやすいと好評をいただいています。多くのサービス運営者様は、必ずしもシステム操作やITに精通しているわけではありません。そのため、誰でも簡単に操作できる直感的なUIを実現しました。
――会費ペイの立ち上げの背景を教えて下さい。
当社の専業であった決済代行でのサービス提供は競争が激しく、差別化が難しい中で、決済以外の付加価値を提供する必要性を感じていました。
当時、他社が提供していたプロダクトに触発され、月謝回収だけでなく、入会申込や会員管理までをカバーするサービスを提供できたらいいなと企画しました。その翌日には、上司にプレゼンし、半年後にサービスをリリースしました。
――リリース後の反響はいかがでしたか。
最初のお問合せで「これこそ私が求めていたサービスだ!」と言っていただきました。その時の感動を今でも覚えています。事業開始から6年経ちますがが、現在も多くの問合せ、そしてたくさんの「導入してよかった!」の声を頂いています。
営業とは、「このお客様に必要な価値を提供できる」という確信を持って取り組むことが重要だと思います。
――これだけのことを若手がチャレンジできる環境は素晴らしいですね。若松さんからみた会社の魅力を教えて下さい。
とにかくチャンスを与えてくれる会社です。若手にこれだけチャレンジさせてくれる会社はあまりないと思います。私は、これまで5つ以上のプロダクトを立ち上げましたが、都度開発リソースや広告費、営業人員のサポートを受けながら挑戦してきました。
さらに、ツールの導入やマーケティング施策、オペレーション改善など、メンバーが自らの声をあげて行動できる環境が魅力です。
また、フィットネスや教育など異業種からの転職者も多く活躍しており、幅広いキャリア背景を持つ人材が成果を上げることができるよう、ノウハウが体系化されています。
――最後に今後の展望を教えて下さい。
私たちは、会費ペイを日本を代表するSaaSに成長させることを目指しています。更なる事業成長を目指すために、メンバーと協力して、お互いの強みを生かし合いながらより良い成果を出せる組織を目指しています。
新卒未経験の私が成長できたように、素直で前向きに仕事に取り組める方は、きっと当社で活躍できます。みなさんの挑戦をお待ちしています。